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JR大阪駅中央コンコースから南側、阪神百貨店に向かって地下へ降りるとすぐ左手にこの店がある。土産物を扱う菓子店の奥にあるので、通路から一見するとそこにカメラ店があるようには見えない。店の正面には中古のレンズが並んだショーケースが置かれ、ペンタックス、オリンパスのレンズが並んでいる。店に入ると、中央にはカウンターを兼ねたショーケースがあり店員が控えている。



PENTAX ME super はMEをベースにマニュアル露出モードを追加して、シャッターの最高速を1/2000にグレードアップしたものである。

MXから始まるMシリーズは、オリンパスのOM-1に対抗して小型軽量化したものである。MXはOM-1と同様、機械制御布幕横走りフォーカルプレーンシャッターであった。MXに遅れほぼ同時期に発売されたMEは電子制御金属膜縦走りフォーカルプレーンシャッターになり、サイズは更に小さくなっている。



MEではトップカバーが金属製であったが、ME superでは樹脂製になっているのが惜しい。ペンタックスのロゴは、このME スーパーからAOCOだけでなくASAHIの刻印も無くなり、PENTAXだけになった。

マニュアル露出モードにおけるシャッター速度の変更はボタンによる。伝統的なダイヤル方式ではなくプッシュボタンによる操作は好悪の分かれるところであろう。しかし、操作をしてみるとダイヤル式よりも使いやすい。ファインダーから目を離さず、指一本で操作出来るのが良い。ただしダイヤル方式でも、キヤノンのAE-1のようにダイヤルを人差し指の腹で回すのも悪くない。

ME系の機体には持病がある。ミラーが戻らなくなったり、巻き上げてもシャッターがチャージされないという不具合だ。この機体も多分に漏れず症状が発生していたので、分解・修理を行った。



JR大阪駅から北西に約800m、大阪市営地下鉄中崎町駅、1番出口の横にこの店はある。目立つ看板はないが、階段に貼られたプレートで店の存在を知ることができる。禁断の地に向かうような思いに駆られながら階段を登った。



CANON Canonet
1961年発売

ジャンクで入手したCanonet(キヤノネット)のリペアを行った。入手したものは初代のキヤノネットで1961年に発売されており、私が生まれて間もなく世に出たものである。古さを感じさせず、すっきりしたデザインのカメラだ。シャッター速度優先式のAE機である。

※キヤノンのホームページによるとCanonetは「キャノネット」ではなく「キノネット」と読むのが正しい。




OM10用マニュアルアダプタ

OLYMPUSのOM10はフィルム面の反射光を測光しシャッター速度を調整する仕組みのカメラである。同社のOM-2を自動露出モードだけにしたような仕様である。OM-2はマニュアル露出モードを持ちシャッター速度を自由に変更出来るが、OM10は単体でその機能を持っていない。別売りの「マニュアルアダプタ」によってマニュアル露出モードを使うことができる。
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